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1ヶ月に1度あるかないかの1日丸ままお休みの日です。
8月はお盆休みもあって、得した気分ですね。
遊凌、夏休みネタアップです。
学生さんたちの夏休みが終わるまでに書き上げたい。
宿題に追われる気持ちです。
次は花火するんだと思います。
わちゃわちゃしてる2人が可愛くて大好き!
拍手をありがとうございました!!!!!
もっともっと頑張ります!!!!
SSSたたんどきます。
拍手においてたやつです。ジャックロ^^
ずっと前にプリキュア見て書いたやつですが、季節が秋だぜ!
気にしない!!!
そしてあんまり古いので読み返したくもないです正直!!
「なんかほしいもんないのかよ。」
ジャックの隣を歩きながら、頭の後ろで手を組んだ。
肌寒さの増した空気の中で、きれいに並んで立った木々の葉は、音も立てずに散っていく。
「今日だけだぜ、聞いてやんの。」
俺は渋々つけたした。
できるなら、借りは作っておきたくない。
特にこいつ相手には。
「そうだな、」
ジャックは立ち止まって、その一瞬の間に、ぐるりと思考をめぐらせたらしかった。
「服とブーツとティーカップと、あと、新作のカップラーメンと」
「ちったあ遠慮しろよ。」
待っていたらいくらでも出てきそうだったから、飽き飽きして言葉を遮った。
「お前に聞いた俺が馬鹿だったぜ。」
呆れて、足早に先を歩いた。
落ち葉を踏むたびに、乾いた音が小気味良く響く。
「まあ、今のところは、」
なんだ、まだ言い足りないってのか。
俺は立ち止まって、うんざりしながら振り返った。
「お前がいてくれたらそれでいい。」
真顔で言うなって、そんなこと。
「さっむ。」
俺は腕を抱いて身震いした。
軽蔑したようにジャックを見ながら、笑いそうになる唇をぎゅっと結ぶ。
ジャックはいぶかしんで、小首を傾げた。
「そんな薄着でいるからだ。」
ほんと、いい性格。
俺はくるりと身を翻して、また歩き出した。
気付けば、指の先まであったかい。
「カップ麺ぐらいなら、買ってやってもいいぜ。」
「お、気前がいいな。」
気分がいいんだって。
ジャックが嬉しそうなのを横目に見て、まあ、赤字も悪くないかなって思った。
明日も頑張って働けばいい話。
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2010、秋ごろ。